いまここノート

いまここの記憶

探偵仕事

未熟さのただなかに留まる

久しぶりに会った同期と話していてふと気づいて、そのことはわたし自身のあり方にとても影響が大きいような気がしたので書き留めておきます。私の会社は大きくみれば単一事業なのですが、その中に性格の異なるいくつかの商品群があります。もちろん職種もい…

復職後の心を強くしてくれた3つの呪文

いよいよあさって復職です。乳児を抱えてたころとはだいぶ違うのですが、なんとなくこれまでの復職を思い出しては噛みしめてしまいます。育休からの復職後、自分の不安も手伝って周囲の人とのやりとりにモヤモヤすること、こんな私でもありました。そこで今…

仕事から離れた心はどこを漂ったのか

昨日の記事、読んでくださってありがとうございました(^-^)長い思い出話を書いたからか、3度目の復職を控えているからなのか、いろいろと思い出します。今思えば、揺れに揺れていたなぁと。そのとき仕事から心が離れたのか。仕事から離れた心はどこを漂った…

育休復帰後のお荷物感はどこに消えたのか

今日は季節らしい思い出話。先日、育休復帰を控えた方とおしゃべりをしていて、「もう自分はお荷物なんじゃないかって思ってしまって」というフレーズが心に残りました。私もそうだったなぁ。とくに一度目の復職後はどんな働きをしたらお荷物感が消えるのか…

認知的不協和理論と感情のホームポジション

『認知的不協和の理論―社会心理学序説』という本を読みました。積ん読解消のメモがてら感じたことを。◼︎認知的不協和の理論とは認知的不協和の理論とは、人は自分の中に生じた矛盾する認知に居心地の悪さを感じ、不協和を解消しようとする、というもので、本…

物語の中心人物は誰か

長女ちゃんが教えてくれた、国語の授業で習ったという話。物語の中心人物は誰か?「あのね、物語の最初と最後で“変わるひと”が中心人物なんだよ。」おぉ、そうなのか。あれこれ心理描写されているかえるくんじゃなくて、朝はかなしいきもちだったけど夕方に…

giftがgiftになる場所

きょう見せていただいたすごい才能のこと、忘れないうちに。営業でバリバリ売っていた頃、新規事業を統括されていた頃、きっとその柔らかな言葉えらびのセンスは過剰だったかもしれなくて。或いは無駄なものとしてただそこにあった。でも今、その繊細さこそ…

フルタイムサラリーマン同士の共働きは15%?その半分は公務員?

東洋経済オンラインのこちらの記事の中で ママが働ける環境を作るのは企業の責任です | プロフェッショナル対談 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト 「ざっくり言うと全夫婦世帯のうち、フルタイムの共働きは15%です。この15%の…

ハンドルを握るということ

車の運転をするときにいつも、自立、のイメージがわきます。どの車もみんな行き先が違うんだよね。いまこの瞬間の判断ひとつひとつが正しいかどうか、は私しかしらない。周りの車をみてもわからない。ちょっとくらい怒られても、気にしてたらきりがない。走…

二人目育児の大変じゃなかったところを語ってみる

ふと。 二人目ってどうですか?的な質問に答えたら、ふーん、へぇ、そうなんだ!と言われることが何度もあったので、なんとなく投稿します。ただいま長女7歳、次女3歳半。 使用感は個人的な感想です。 ■2人になっても大変さは2倍じゃなかった2倍にはなりませ…

育休は人生のなつやすみ。では育休後の復職は?

@kobeni さんの日記を読んで、自分の過去2回の復職のことを思い出していました。 いま、育休・復職についての研究をしていますが、もとはと言えば自分が経験したときのちいさな問題意識と、それよりはもう少しおおきいくらいの希望を、目に見えるように確か…

「幸福学」白熱教室。人生を肯定するための3つの行動

NHK「幸福学」白熱教室 http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/happy/1/3のプロローグ で紹介されていた、人生に満足しているひとの共通点。 (聞きかじりの研究成果を引用するのは気が引けますが。まあここは気軽に(^-^))1.ひととかかわること、笑顔を交わすこと…

組織にある、すごくいいもの

私が大学院で専攻しているのは「組織論」です。「組織のワクを越える…」なんてワークショップをしましたが、組織がキライなわけではないのです。 むしろその可能性や、はたらく個人にとって善きものとなる可能性を信じています。 組織というものの特性や、個…

『30代のしごと考~組織のワクを越えて、something newを生み出す』開催報告(後編)-ワクを越えるコツ、something newのコツ-

前編では、30代の意味、研究者の仕事を題材にする意味をかみしめた話を書きました。 後編ではワークショップでの議論から、組織のワクを越える覚悟とコツ、something newを生み出す覚悟とコツ、について私が気づいたことを書きます。 ■組織のワクを越える覚…

『30代のしごと考~組織のワクを越えて、something newを生み出す』開催報告(前編)-研究者という仕事-

2013年12月19日に、 30代のしごと考~組織のワクをこえて、something newをうみだす~ というワークショップを開催しました。 テーマは『研究者のしごとにみる、働き方の未来』です。http://kokucheese.com/s/event/index/128240/雪になりそうな雨が降る中、…

就活女子に伝えたかったこと

先日、これから就活を始めるという女性に会いました(^-^) 大学3年生。じつはわたしが新人のころにお世話になって以来、ずっと個人的に親交のあるお客さまのお嬢さんで、そのお父さんに頼まれてお会いすることになりました。 お父さまに初めにお会いした頃は…

モザイク模様でパートタイムな私

風邪の熱に浮かされながら散文的に考えたこと。 寄る年波には勝てなくて、年々無理がきかなくなってくる。 でも無理がきかないことがくやしくて涙がとまらない。 そう感じるのはどうしてですか?と聞いてもらって、 「なにもかもパートタイムでなにもやれて…

あなたの仕事に未来はありますか。―未来をつくる働き方ための3つのポイント(2)

ちゃっちゃと3つ挙げちゃいましょう。 思いつきだし。「未来をつくる」働き方の3つのポイント、その2、です。 ■社会を映す「解像度」を高めていますか。最近、社会を見るときの「解像度」という表現を立て続けに耳にして、いい表現だなと思いました(^-^)機械…

あなたの仕事に未来はありますか。―未来をつくる働き方ための3つのポイント(1)

働き方の未来は「未来をつくる」働き方なんだなってことを先日考えたんですが、それって具体的にはどういうものだろうなと思い、3つほどに絞って挙げてみることにしました。(3つと決めてから考え始めます。)問いかけ形式にしてみましたので、よかったらご…

働き方の未来と、未来のための働き方

どうしたらもっとのびのびと、いきいきと働けるだろうか。 そんなふうに思います。そのことを、いまの仕事が、組織が、社会が生きにくい。そこ「からの自由」と考えるのはもったいないなって、あらためて思ったので。だれにでも、真剣になれること、そのため…

育休アンケート(前篇:休職~復職前の気持ち)のご報告

2013年春にご協力いただきました「育休アンケート」。→《育休アンケート【2014ver.】》はこちら(2014.3.7)http://careertantei.hatenablog.com/entry/2014/03/08/011458フィードバックをご希望くださった方々には個別にご報告いたしましたが、広くご協力い…

他人事にしているうちは解決しない

統計ソフトのインストールがやっとできました(感涙) ソフトを手にしてから早数か月、ほんとうにすみませんでした。 わたしにとって、ITはずっと他人事だったんですね。 この程度の事件でITを語るのもあれですけど。 私にとっては事件です。 多くの時間と注…

『だれのための仕事』

鷲田清一先生の『だれのための仕事』を読みました。以前ご紹介いただいて大阪大学の総長としての式辞を読んで感動しまして、著書も読んでみたいとずっと思っていました。この式辞が素晴らしいです。 www.osaka-u.ac.jp/ja/.../h23_shikiji.pdf他者との隔たり…

「行い」を愛するということ

『好きなことをし、自分がしていることを愛せよ』これ、どこから始めたらいいのかなって、ちょっと思ったんです。愛するのは、ただそこに存在する自分、ではなくて。 自分の「行い」なんですね。でも好きなことをすることを自分に許したり、その手前で自分が…

未来を選ぶチカラと、自分を愛するチカラ

「2030年の未来から、子育てを考える」 みたいなワークショップに参加してきました。望む未来をともに見据えて、そこに向きあうための人間力育成の“ポリシー”を家族で共有しよう。 子育ては一瞬、毎日が判断の連続。しかもパートナー、家族との共同作業。 そ…

失敗するチカラとゆるすチカラ

U理論を読んでいて、「自分の小さな失敗を許す」という言葉が出てきました。 エネルギーは自分を責めることよりも、軌道修正のために使えと。 おっしゃる通り。 これがね、できなかったですよね。 いまもそのきらいはありますけどそこは意識的に抑え込む感じ…

ダイアログインタビュー その2

夫とランチしてきました。ついキャリアカウンセリングしてしまう悪妻。 1.何が最も印象的だったか 横断的なつながりをつくってみたら?技術面だけじゃなくて、商品開発のアイデア面でも、横断的に見渡して環境をつくってあげる役割に自分の役割を拡大してみ…

ダイアログインタビュー その1

記念すべき第一号はワーキングマザーの先輩でもある女性とのランチ♪ インタビューではありませんが、勝手に裏メモです。 伺った内容そのものを載せないので、こういうブログに意味があるかどうかは謎ですが。。。 1.何が最も印象的だったか 自分の役割や仕事…

未来を探しに。ダイアログインタビュー(序)

なつやすみなので(^-^) なつやすみらしい学びを。#Ureading でも盛り上がったので、ダイアログインタビューを試みてみたいと思っています。ダイアログインタビューて、なんなんだ?相手から答えをきこうとしない。こちらから答えを渡そうとしない。相手の見…

Take it or Make it

プランターのトマトは1mmどころでない成長ぶりです。えらいものですね。とはいえ、#親キャリ シーズン2は『わたしの「1mm」』をテーマにしています。隣の人より1mmでも得意なことを大切にしていると、じぶんのオリジナルなキャリアが積み重なっていく。 素敵…