積ん読解消月間(6)『希望学』
図書館で目にしたのでちょっと気分転換に。
- 作者: 玄田有史
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/04
- メディア: 新書
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希望とは何か?
現代の人々は希望というワードに託して何を語ろうとしているのか?
希望をもっているか/いないか、の選択に関係しているキーワードをロジスティック回帰などの統計解析で読み解いていきます。
シンプルな変数の見せ方の参考になりました。
『幸福学』もそうですが、目的変数に、「シンプルだけどその内容がよくわからなくて、でも多くの人にとって気になるもの」をもってくるとストーリーが描きやすいのかもなぁ、と思いました。
希望とは、単純な未来ではなく、現実を受け入れた上でどうしたいかという決断の上にあるのではないか。
というような記述があって、印象に残っています(^-^)