いまここノート

いまここの記憶

積ん読解消月間(21)『プレイフル・ラーニング』

 

プレイフル・ラーニング

プレイフル・ラーニング

 

憧れが成長の可能性となり、学ぶ動機となる。

 

いまここに没頭して

まわり道や試行錯誤が許されて

このひととなら、この場所なら、この道具があればと思える誰か・何かと一緒に

 

そういう ” fun ” 楽しさで学ぶ。

 

「学ぶこと」とは「変わること」であり「変えること」である。

インプットで自分は変わるかもしれない。でも世界は変わらない。

アウトプットして初めて世界が変わる。かもしれない。

 

一方で、学ぶ目的はアウトプットのためとは限らない。

よりスマートな自己像を持つこと、かもしれない。

ただ楽しいから、かもしれない。

そこに問いがあるから、かもしれない。

 

ワークショップの裏側にある理論や思想を理解しよう、それによって本当の学びのコミュニティを増やしていこう、ということが本書の大きな趣旨ではあるわけですが、「ワークショップ」という焦点を外れていろいろと考えさせられました。

私は学習や教育が専門ではないのですが、それでもこうして自分ごととして気になる話が非常に多いのは、生きることがすなわち学習だからなのか、仕事やキャリアというようなことを考えるときにそこに学習や発達のテーマが密接に絡むからなのか、親キャリなどの自分が企画するワークショップの場での力不足感や模索感があるからなのか、なんだろうなぁと思います。全部かもしれません。もっと知ってみたいです。

 

でも素直に、今後自分が関わるワークショップで試してみたいと思えるアイデアもたくさんみつかりました。アウトプットして、そのことで学ぶ機会が楽しみで待ち遠しいです。プレイフルです^^