積ん読解消月間(29)『システムという存在』
システムという存在 (シリーズ「文明のゆくえ―近代文明を問う」)
- 作者: 山下和也,梅原猛
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2013/12
- メディア: 単行本
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システム論の成立の文脈と概略、システムという存在を考慮しなかった近代科学の不足点についてコンパクトに解説してくれる薄い本です。
でも難しかった(泣)
最新のシステム論であるとされるオートポイエーシス・システムについて、少し詳しめに説明してくれています。
(“あの”フランシスコ・ヴァレラが提唱してます( ´艸`))
オートポイエーシス・システム論は、観察・測定できない、因果律ではとらえられない、でも存在している相互作用の存在を指摘します。
唯一、「死」の不可逆性を語れる理論だそうです。
なんかマズいものを読んでしまった感じ(泣)
また一層自分の認知が信じられなくなりそう。。
ある意味確かにU理論的な世界です(^-^)
社会システムとか組織にあてはめたらどうなのか?
当然気になりますが、そうすると、ルーマン…なのかなぁ(泣)(まだやめときます。)