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プロボノ体験記(3)社会貢献活動から得る報酬ってなんだろう

明日、『みんなの「働く」と「社会貢献」の未来』というフューチャーセッションを開催するので、その予習も兼ねて、プロボノ体験記を締めくくっておこうと思います。
明日のフューチャーセッションは、わたしにとってはこの1年くらいの課外活動が不思議と組み上がる場になりそうで、とても楽しみです。

体験記の最後に考えておきたいのは、社会貢献活動に参加する人が得る報酬ってなんだろうということです。


■3つの手掛かり

プロボノを始めてすぐの違和感、漠然とした搾取感があり、悩んだ結論としてつぎのような3つの気づきがあったことを体験記(1)で書きました。

・寄付の意味は「欲しい未来」への投資と「自己実現像」の消費である。

非営利組織の使命は「変革された人間・生き方」の創造であり「共通の目的」の提供である。

・「支援関係」で対等な関係を築くためにはビジネスとは異なるコミュニケーションが必要


■社会貢献活動に関わることで得る報酬

そんなことを考え合わせて、NPOに関わる人たちがどんな報酬を得ているのか?を図式化してみました。
ママボノで支援先NPOとのコミュニケーションに使った資料です。
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■社会人が社会貢献活動(ボランティアやプロボノ)に参加する動機

また以前のエントリープロボノ・ボランティア活動に参加する3つの理由・3つの価値 - キャリア探偵手帳で、もっと個人の側からも考えてみたこともあります。
これはいま企業のCSR活動の効果測定を兼ねて研究データを集めている仮説の一つです。
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私個人としては、この辺りをてがかりに、明日のフューチャーセッションで新しいアイデアをたくさんもらいたいなと思っています!