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#親キャリ 勉強会 シーズン3第3回 「場をつくる、前に進める」  開催報告(中編)

開催報告のつづきです。

今回は「場をつくる、前に進める」というテーマで、職場での場づくり、関係性づくりに向き合っていらっしゃるお三方、ryoさん、はちみーさん、ひよこちゃんにご経験のシェアをいただきました。


スタートアップの価値や難しさは言うまでもありません。しかし、場をつくること、関係性を変えることを、既にそこに在って日々進行している場所でやるからこその難しさ、求められる勇気があると思います。


今回は事前課題(強みの影響力をふりかえる)の影響もあってか、みなさん、ご自身の強み特性がどのように活かされているかを織り込みつつお話をしてくださいました。

#親キャリ 勉強会 シーズン3第3回 企画ネタバレと事前課題など - Togetterまとめ

 

◼︎ryoさんのアレンジ・個別化力

ryoさんは、社内にワーキングマザーのつながりを立ち上げ、50名の組織に育て上げたお話をしてくださいました。


アレンジ・個別化・着想などエンジニアらしいクリエイティブな強みで、アイデアを駆使して社内に非公式なつながりをつくってきたこと。

責任感・親密性といった強みで、自ら旗を振る役割をとりつつ、チームで進めるスタイルを確立されたこと。

強みを生かす、強みが漏れ出すってこういうことかぁとしみじみ思いました。


一人ひとりに声をかけ、働き方の研究会という形式で場をホールドし育ててこられた過程は成功ばかりではなく、想いの濃淡や人の出入りなど様々なご経験をされたことも教えてくださいました。

とくに印象に残ったこと。「自分への見返りはなにか?という思いが浮かぶこともある、自己防衛のためにも、気の向かないときはやらないという選択が大事」との言葉に大いに共感しました。

場をホールドしていると、自分も含めて関わるひとの感心も参加者や会社からの期待も変化していきます。

だれもがやりたいことだけをやる、それ以外、それ以上のことはやらない。わたしも場づくりで心がけていることです。この場がとても大切と、心から言えるようでいたいので。


◼︎親キャリの影響力

当初からryoさんは「親キャリで学んだことを活用したのでシェアしたい」といってくださっていて、さて?なんのことだろう?と思っていたのですが、発表スライドにも「親キャリの影響力」というタイトルをつけてくださったそのお気持ちがほんとうにうれしかったです。


・ランチ会からなら始めやすいかも

・休日昼間に公民館で開催しよう

・素敵なロールモデルに話を聴きたい

・ワークシートがあると話しやすいかも

・ワールドカフェ

・無茶ぶりで仕事を渡していこう


たとえばそんなあたりを親キャリ周辺からの収穫と話してくださいました。

ちいさなヒントをご自身の場で生かすアレンジ・個別化力がさすがだなぁと。

ご自身の場をもっていらっしゃったからこそ、そうしたちいさなヒントが見逃されずに収穫されたのかもしれません。

今後は男性や職場も巻き込んで、短い時間でいかに必要とされるか、成果をあげるかというテーマに拡げていかれるようです。ご活躍がますますたのしみです。


◼︎「1mm」はみんなピンときてなかった

今回だいはっけんだったのは、昨シーズンのテーマだった「1mm」の強みを伸ばす、ということに「ピンとこなかった」方が実は多かったということです(^-^)ゞみなさん口々に...

その節はガマンして付き合ってくださってありがとうございました(^-^)ゞ

「あのころはピンとこなかったんだけど、少しずつ見えてきた」という文脈に収めてくださっている方が多いと、好意的に解釈することにします!


でも「1mm」という表現が1年経ってもみなさんに意識されているらしいこと、他にも「やってみたかったことリスト」や「メタファー」などの影響力が残っていることを今季のみなさんの発表やおしゃべりから感じていて、もしかして親キャリ続けてきてよかったのかなぁと3年目にして始めて感じることができています。

そんなわけで今季はみなさんに感謝、感謝の一年でした。

また長くなってしまいましたので続きはまた。