快適なリモートワーク環境のつくり方
半年前にオフィスがフリーアドレスになってから、週1〜2日くらいのペースで自宅ワークをしています。もう5年くらいリモートワークのできる環境にいますが、この半年、利用頻度はあがったと思います。
ただ、自宅にいると食事もそこそこに仕事にのめり込みがちなので、意識して気分転換を心がけることにしようかなと思い立ちました。
というわけでパスタを茹でながら記事を書いています。
私の場合は、出社するよりも明らかに業務効率がいいです。
通勤時間が浮くことと、周りに人の気配がしないことが最大の要因ですが、インフラ・制度面の環境がコストを大きく減らしてくれていることも大きいです。
どんなインフラや制度がリモートワークの生産性を高めているのか。導入を検討される会社も増えていますし、せっかくなので書き付けておきます。
会社のインフラ
- 会社のネットワークに接続しているので、アクセスできるデータベースとかフォルダとかの環境は会社とまったく変わりません
- セキュリティにも配慮されているらしく、個人が大きすぎるリスクを負っているようには感じません
- ペーパーレス化が推奨されています
- 電話がすべてモバイル化されたので、誰かに電話番のしわ寄せがいっているという申し訳なさがなくなりました
会社の制度
- 生産性向上のための施策であると明確にうたっていますので、制度利用にそれ以外の「理由」 は必要ありません(他社さんでは、育児、介護など利用要件が制限されているケースもあるのかなと思います)
- 申請が簡単です。事前申請で業務予定を伝えます
- 週に2回が上限なので、ミーティングとデスクワークの予定を曜日単位で寄せるよう工夫します。これがかなりいいです
- グループでは「金曜はお互いなるべく打ち合わせを入れないようにしようね」などと相談しています
自宅のインフラ
- 寝室に小さめの作業机を置いています(ダイニングやこたつで仕事してるという方からは、家ではあまり捗らないともききました)
- 外付けの大きなモニターを買って設置しました
- 子どもは保育園や学校に行っています(昼間ご自宅にお子さんのいる家庭だと、書斎にこもるのは心理的にも難しいという声もききます)
生産性向上以外のメリット
- 始業前にちょっと掃除機かけたりして部屋がきれいになることも
- 寄る年波で削られている気力体力の温存
- 仕事が片付けば早くお迎えに行ける
- わたしは自由で、信頼されている大人だなぁという気分になる
- 何日かぶりに同僚にあえるとうれしい
ついでにデメリット
- 冷暖房はオフィスのほうが快適
- 電子化しきれない資料がオフィスと家に分散
- うっかり昼ご飯を食べそびれたり、休憩をとらずに働きすぎる
- 自炊すると野菜不足感
- 気分が沈んでるときはネガティヴが加速
- もしかして運動不足になるかも
- 職場の他者とのつながりや信頼や貢献心が薄れたりするんだろうか?
ざっとこんなところでしょうか。備忘録まで。
デメリットの自覚もあるので、しごとの先読みをしたり調整をして、より快適な時間と場所の配分を考えるようになったことが一番の生産性向上要因かもしれません。
今日もこんな時間にお昼ごはんを食べてますが休憩はとれました(^-^)残り時間もがんばります。