いまここノート

いまここの記憶

人と組織をみる解像度とマルチチャンネル

解像度たかく、ひとや、組織や、社会をみられたらいいなぁと思っています。

それから、世界をとらえる周波数のチャンネルをカチャカチャ変えてみたい。慣れ親しんだ窓から見える景色だけじゃなく、外に出て陽の光に透かしたり、可視光線以外の波長をとらえるカメラで撮影したりしたい。世界がいま見えている通りの姿とは限らないから。

だからわたしは研究をするんだなぁと、今日思いました。今日は研究の機会をくださっている企業の方たちと、調査結果を踏まえての次のアクションをわいがやするたのしい集まりでした。

私が勉強しているのは経営学、組織論の領域です。ひとのものの見方や経験が、組織の構造や環境が、作用しあってどのような機微をみせるのか。これまでわかっていることやこれから知るべきことを探索しています。

論文を書いて研究成果を出してなんぼの世界であることは重々承知していますが、今年は研究の過程で知り合った方々の活動や、研究の背景にある基本的な理論、いま学会で話されていることなどを紹介する機会を仕事でいくつかいただきました。不十分な内容ではあったと思いますが思ったより喜んでいただきました。

そうか、私自身がそうであるように、世界をみる解像度をあげたい、受信する周波数のチャンネルを変えてみたい、と思う方はたくさんいらっしゃるのかなぁと思いました。そうなのかな?

だとすれば、わたしがご縁や環境に恵まれて学ぶことができて、そこで面白いと思ったようなことの覚え書きをもう少しだだ漏れさせていこうかなと(^-^)
ちょうど、これまで読んだ論文を振り返りましょうという課題を先生からいただいているので、そのついでの備忘録のようなものになるかもしれません。
組織論や研究に関連するよしなしごとを書き溜めてみたいと思います。続くかな?

私と私のだいじな人たちに新しい世界をみせてくれる研究という営みが、私はとてもすきだなぁと改めて思った記念に。