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#親キャリ 勉強会 シーズン3第3回 「場をつくる、前に進める」  開催報告(前編)

親になったわたしたちのためのキャリア勉強会。略して親キャリ。
3ヶ月に一度、ほんとうは話したかったこと、考えたかったことをつかまえる時間。
親になって、大切なものが増えても、いい仕事がしたい。
大切なものが増えたからこそ、いい仕事がしたい。
 

シーズン3 第3回の勉強会を2015年2月22日(日)に開催しました。

 

◼︎今季のテーマ

今季は
〈影響力を出す、引き出す〉
というグランドテーマをゆるやかに意識しながら、
 
第3回 場をつくる、前に進める(2月)
と開催してきました。
 
その人がただそこにいるだけで、自然にもれだすようなもの。たとえば、
強み、持ち味、経験、在り方、言葉や表情、まなざし、、、
そういうものは誰にでもある。
 
それを誰かへの贈り物として意識できたら、きっとうれしい。
贈りたいものを自分から先に手渡すことができたら、思わぬ関係の変化や他者からのありがたい贈り物を受け取れたりするんじゃないか。
 
そんなことを予感してテーマを決めました。
1シーズン終えてみて、それがこんなにたくさんのバリエーションで存在するんだと驚くばかりです。
 

◼︎シーズン3のスタイル

今季は参加者のうちの何名かの方からのシェアリングをきっかけに、全体での対話を中心に進めていく形式にしてみました。
「無茶ぶり」が過ぎると大変好評いただきました(^-^)ゞ
 
総勢10名のみなさんにご経験のシェアや話題提供をしていただきました。
mizukiさん、Ayakoさん、ギーさん、りんばらさん、kanakoさん、sachieさん、めいままさん、ryoさん、はちみーさん、ひよこちゃん、改めてありがとうございました。
 

◼︎「無茶ぶり」について

ここで、今季の無茶ぶりスタイルについてネタバレしておきます。
親キャリの場、ありがたいことに3年間続けてくることができました。
日曜に単身で足を運んでくださる皆さんにとても感謝しています。
シーズン3を始めるにあたって、時間の経過とともに、参加してくださる方同士の関係が深まってくるとともに、どんなテーマや内容だったらその価値があるのかなぁと考えました。みんなそろそろ飽きちゃうんじゃないかしらと。
 
そこで、シーズン2の最後の回に、さえきちさんにセキュアベースの話をシェアしていただいたことがみなさんに好評だったこと、発表の機会そのものが勉強になったとさえきちさんが言ってくださったことを受けて、シーズン3はその経験を多くの方にしていただく機会にしようと思いました。
 
私自身が、自分の中から出てくるテーマに飽きてたんでしょうね。
 
シーズン1の第四回に悠さんのライフストーリーを伺ったことが、みなさんにずっと印象深く残っているようでもありましたので^^
 

■場をホールドするということ

終わってみれば、毎回すごく楽しく変化に富んでいて大成功だったなと思うのですが、当初はとても不安を感じました。お話の内容が不安とかではなくて。
 
学びの場に、学びの質に、責任をもつということはどういうことか。
無茶ぶり形式にしたときに、わたしができることはなんだろう。
 
今思えば、場を所有することを手放しきれていなかったんでしょうね。
でも今は、場を所有することと、場をホールドすることは違うとわかります。
 
場をホールドすることには、どんなポジションからも貢献できます。
親キャリに関しては、問いをホールドすること、参加者のみなさんのすばらしい資質をわたしが知っていること、それだけで場に貢献できるんだと今は感じています。
 
特に今回の発表ではそのことを教えていただいてほんとうに感謝しています。
長くなりましたので、後編につづきます。